キッチンで使う結束バンド

細長いものを束ねるのに使う結束バンドは、一般的にケーブル類やホースに使用されますが、応用で網にくくりつける用途などにも活用されます。

一般的なタイプは室内用で、紫外線が当たったり水が掛からない場所を想定して開発、製造が行われています。その為、水を使うキッチンには向きませんが、適度な耐水性を備える素材が使われていることから、水が掛かる場所でも問題になるケースは少ないです。ただ、棚を固定したり調理器具を掛けるなどの用途では、重量が劣化を促進してしまい、水が加わることで脱落のリスクが高まります。元々、室内用は耐水性を重視していませんから、水によって劣化が促進されてもおかしくないです。

キッチンで結束バンドを使うのであれば、水に濡れても大丈夫な素材を採用している、耐水性が保証される製品を選択するのが賢明です。熱湯や油に耐えられるかどうかは別ですが、少なくとも水しぶきや流水、温水が掛かる程度では信頼性を損ねないはずです。用途に合わせて選ぶことは、何も水周りに限られるわけではなく、屋外や海の近くにも当てはまります。

屋外は雨や雪が降りますから、水の影響を避けることはできないので、やはり屋内と比べて過酷な環境だといえます。一方、海水は高濃度の塩分を含む水なので、水だけでなく塩分による劣化も考えたり、想定して選択を行う必要があります。結束バンドの使用環境がキッチンなら、厳しい選定は不要ですが、念の為濡れても使えることを確認した方が安心です。見た目に異常が見られないとしても、実は劣化して破損直前だったり小さい力で簡単に壊れることもあるので、長く安全に使用できるものが理想的です

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