LAN構築に用いるlanケーブルの先端には、RJ-45といわれるコネクタがついています。

このコネクタはパソコンやサーバーのLANポートの差込口に固定させるためのラッチと呼ばれるツメが付属しています。差込口に差し込むとカチッという音とともに固定されるのです。ラッチは差込口への挿入、取り外しに押したり離したりされるため弾力性が要求されることから一般的にはプラスチックで製造されています。ラッチは一般的に弾力性を持たせるために薄い構造となっており、折れやすいという欠点があります。

一旦折れてしまうと、差込口との密着が保たれなくなり、接触不良の原因となってしまいます。接触不良は通信の安定性を損なうことにもつながりかねません。現在では、ラッチが折れても、lanケーブル全体を取り換える必要がないように、ラッチ折れ再生プラグといった補修用パーツが販売されており、価格も10個程度で数百円とリーズナブルです。使い方も簡単で、コネクタの上からプラグをはめ込むだけとシンプルです。そうはいっても、そもそも折れない素材をラッチに採用したLANケーブルというのも最近では開発されています。

爪が折れない、爪折れ防止といったワードで検索エンジンで検索すれば、多数の商品が見つかりますので、こいうったlanケーブルを最初から導入することが賢い選択であるともいえます。時代とともにより使い勝手のlanケーブルが出てくるので随時チェックしておくことが必要でしょう。
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